今日は春日町で兵庫県主催の放課後児童クラブ指導員の研修会があり、出席しました。内容は「発達障害児の理解と支援について」。午前中は兵庫県少子局の岡田主幹のお話で、午後から分散会があり、同じテーマで意見交換をして、全体会発表となりました。
私は昨年、保育所で多動の子どもひとりを保育する仕事をしていました。そのため、発達障害について、本もかなり読みあさり、ネットでも調べ、ある程度の知識は持ち合わせているつもりでしたが、たった半年で、その内容もどんどんかわっていることに驚きました。
発達障害児とは広汎性高機能障害(PDD)と学習障害(LD)と注意欠陥・多動性障害(ADHD)の三種類に分別され、年齢相応の生活習慣などは身に付いているのに、人とコミュニケーションがとれない、こだわりをもっていて応用が利かない、じっとしていられない、パニックになる、読み書きができないなどの特徴があります。それらの子どもにどのように接していくか、対処していくか課題は大きいところです。
講師の先生が言われた理想的なあり方は障害を発達のかたより、または個性とみなし、まわりのみんなが該当児童を理解していくことが大切であり、不適切な対応は必ず二次障害をもたらすことになるということでした。私も多動の児童を預かっていていちばん深く心配したことは二次障害でした。まわりの理解が場合、注意されることが人一倍多くなってしまうことから、自信の喪失・自暴自棄などを招くことになるからです。
分散会でグループの発表する役にあたった私がまとめた課題点は次のとおりです。
●学校、保護者とクラブとの共通理解が必要●該当児童の行為の説明に現状と事実だけを伝え、指導員のコメントは言わない●知識・経験の必要性●まわりの保護者の理解がむずかしい●一瞬の動きでもたらす危険行為の回避●対応に困難であるが放課後の居場所として、クラブの存在が必要●理解しにくい障害のため他の児童が単なるわがままと思い、特別扱いに不満をもつ●家庭や学校でのストレスをクラブにきて障害児にぶつける●学校で介助員がつくほどの児童にはクラブにも介助員が必要
そして、いい情報として●丹波市では市で雇用する心理判定員が各学校・クラブ等をまわっていて、診断や相談が気軽にできる
最後に全体での助言として●気になる子へ原因追及としての「愛情不足」は基準がない。本当の愛情不足であれば愛情を注げればいいが、そうでない場合はどうするのか●学校の敷居は高いが、子どもを見ている点においてクラブと学校は対等である●各家庭の子育てに入り込むことはできないけれど、子どもを幸せにするための連携ととらえていく。問題を共有する●現場での出来事、事情を行政に伝える●指導員の連絡会の必要性。
どこのクラブも似た事情がありました。また、指導員が正規採用でなく、嘱託や臨時採用で権限がどこまであるのかといったことも話し合われました。今後児童クラブの位置づけはますます大きなものになっていくだろうと思います。そうすると、学校も連携をとらずにいられないだろうし、介助員もつくだろうと思います。ただこれからますます増えていくクラブに来る子、本当にクラブにくることが幸せなんだろうかと・・・・・・・・考えてしまいます。
yumin
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