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西の魔女が死んだ

病院での待ち時間がもったいなくて、いつも読書することにしている。
この間は本がなかったから、サッチーの本棚から借りていった。

「西の魔女が死んだ」梨木香歩

映画化されて、今、話題だ。
この本が出されたのは、1994年、サッチーが生まれる前の年だ。

読んだ瞬間、主人公まいはサッチーみたいだなあと思った。

「生きているのってしんどいよなあ」
「もし、痛くも何もなくて死んでしまえるなら、死んでもいいかも」
この間、サッチーはそう言っていた。

その言葉を聞いて、「なんでそんなこというの~っ」って言えなかった。
私もサッチーと同じで、そのしんどさがよくわかるから。

まいのお母さんはまいのことを、「感受性が強い」「あつかいにくい子」といった。
感受性が強いから、人の気持ちを考えすぎて、我慢することやがんばりすぎることが
多くなる。そして、しんどくなる。

まいは学校に行けなくなって、西の魔女のところにやってくる。
魔女修行を通じて、人間のもっとも自然な生き方を学ぶ。

まいのお父さんは、もういまどき流行らないと言った西の魔女の生き方・・・
その言葉に幻滅するまい。

私は人が生きていることは、次の人につなげていくことだと思う。
私が生涯かけて学んだことを次の人につたえていくことが私が生きている意味だと思っている。

流行廃りではない。

人生半分過ぎても、まだ私はときどき生きているのがしんどいなあと思う。
まだ13年しか生きてないサッチーがそう思うのはムリない。

そうか・・・私たちは「魔女」たる一種なのかも・・・

密かにそういう気がした。

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